第21回学術集会のご案内
東京女子医科大学看護学会 第21回学術集会のご案内
「対話で拓く 現代のリアルなケアの価値」
【日程】2025年10月4日(土)
【場所】弥生記念講堂
東京女子医科大学看護学会第21回学術集会 大会長 濱田 由紀
1.メインテーマ「対話で拓く 現代のリアルなケアの価値」
第21回学術集会のテーマは、「対話で拓く 現代のリアルなケアの価値」としました。戦争、経済格差、貧困、災害等の社会的課題は思ったよりも身近であり、急速な少子高齢化による人手不足や生成AIの普及等によって社会が大きく変化するであろうことを日々感じています。それとともにヘルスケアの課題も複雑化し、今や専門職だけではなく、その問題を抱える当事者やさまざまな立場にいる人々と共に、対話によって新たな知恵を生み出して社会的課題や社会変化を乗り越えていかなければならないように思います。
「利他・ケア・傷の倫理学」の著者である哲学者の近内悠太さんから教育講演「哲学におけるケアの意義」をいただき、広く深くケアについての理解を深めたいと思います。また特別講演では、OriHime(オリヒメ)というロボットを介して、病気や障害をもっても社会とつながる活動をしているOriHimeパイロットの方にご登壇いただきます。交流集会では、参加者全員で「ケアが光る魅力ある職場づくり」を考える試みをし、シンポジウムではシンポジストの方々の実践にもとづく「対話」から、ケアの場を創る可能性について考えたいと思います。
新しい時代の中でどのようなケアが必要とされているのかを考え、これまでの形にとらわれない柔軟なケアやケアの場を創ることにつながると思っています。皆様と会場でお会いして交流できますことを、企画委員一同楽しみにしております。学会プログラム・演題登録・申し込み方法の詳細は、学術集会ホームページをご覧ください。
2.会期:会場・開催方法
・会期:2025年10月4日(土)
・会場:東京女子医科大学 弥生記念講堂(対面開催)
3.演題申し込み
・2025年3月~2025年6月30日(金)締め切り予定
・研究発表もしくは実践報告についての演題(ポスター発表)を募集します
4.参加申込み・参加費
・会員:3,000円、非会員:4,000円
・大学院生:1,000円
・学生:500 円
・市民参加(非医療保健専門職の方、講演のみの参加になります):無料
*参加申込みについては、準備が整い次第、学術集会HPにてお知らせします。
*Peatix社の管理システムを利用しています
5.プログラム(演者・シンポジスト敬称略)
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- 開会の辞(9:00)
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理事長挨拶 (9:01-9:05) 小川久貴子
大会長講演 (9:05-9:55) 濱田由紀(東京女子医科大学看護学部精神看護学 教授)
「ケアの価値-精神的困難を経験した人々のピアサポートからの考察」
教育講演 (10:00-10:55) 近内悠太(哲学者)
「哲学からみたケアの意義について」
特別講演 (11:00-11:55) OriHimeパイロット
「OriHimeパイロットを通してつながる活動」
一般演題ポスター発表 (12:30-13:45)
理事会共催企画:交流集会 (13:15-14:45)
「ケアが光る魅力ある職場づくり-新生女子医大でのチャレンジ」
シンポジウム(15:00-16:45)
「対話を通してケアの場を広げよう」
次回大会長挨拶(16:45-16:55)
閉会の辞(16:55-17:00)
6.事務局
・東京女子医科大学看護学会第21回学術集会事務局 nrc-21.cd@twmu.ac.jp