第12回学術集会のご案内
演題受付を終了致しました。多数のご応募、ありがとうございました。
第12回学術集会案内(参加申込・演題申込方法など)[PDFファイル]/
演題申込用紙[ワードファイル]/抄録原稿作成手引き[PDFファイル]
/演題登録に伴う倫理審査について[PDFファイル]
第12回学術集会企画委員会
東京女子医科大学看護学会 第12回学術集会会長
川野 良子
私は第12回東京女子医科大学看護学会学術集会会長を務めさせていただくことになりました。昭和50年に東京女子医科大学看護短期大学を卒業後、臨床現場での看護実践、看護管理を行ってきた私にこのような大役を果たせるのかと、お引き受けしたときから不安が持続しております。また、学術集会会長の多くを大学・大学院教育を担っておられる先生方が歴代の会長を務められておりますので、長年看護師経験をしている私ですが、今まで経験したことのないほど緊張しております。
東京女子医科大学看護学会理事会の皆様、本学看護学部の教員の皆様、本学医療施設の看護部長・副部長の皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。
近年では、看護学の発展とともに、多くの看護系学会はレベルが高く、アカデミックな学会がほとんどで、研究の経験の少ない看護職にとってはハードルが高くなっているのが現実です。また、患者の医療の場が、病院などの医療施設中心から在宅医療のように、生活の場である家庭が医療や療養の場として大きくシフトしています。
第11回学術集会のテーマでありました「これからの10年にむけた看護の挑戦」を引き継ぎながら、医療政策や社会的な変化を見据えて、看護の原点を思い出し、このような時代だからこそ、看護の底力を確認していく機会にしたいと考えております。また、特に、臨床現場の看護職に学会に関心をもっていただける内容にしたいと思っております。
学術集会を企画する前段階として、現場の看護職が集まり、自由な発想で様々なアイデアが出されました。看護の原点といえば、ナイチンゲール、ケアとキュア、看護職の起業・・・このような意見を基に、残された7ヶ月で段取りよく企画を進めて行きます。
ホームページなどで順次、お知らせを発信してまいりますので、会員の皆様、まだ会員でない臨床の方もこの機会に学会員になり、実り多き学会にするためにご参加いただきますよう、お願い申し上げます。